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食いしん坊シェフの食べ歩き記
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第4回 食いしん坊シェフの食べ歩き記 「心に残るおもてなし」
忘年某月某日
昔ながらのフランス料理が頂けるお店のひとつ。
石窯のあるパン屋さんの近くにあり、肉料理が最高にうまい。小さなお店で、テーブルが6卓しかない。コックさんは全員男性。サービスもこなす。

黒板から、メニューを選ぶ。
オードブルは、ウニのカリフラワーソースジュレ添え。スープは、久し振りに頂くビスクドオマール。魚は、カマスのポワレ。メインはランプ肉のステーキ。
「どれくらい召し上がれますか」と量を尋ねられるほど、一品のボリュームが素晴らしく、自家製パン、デザート、エスプレッソまで頂いたら、下を向けないほどの満腹。

帰りに高い帽子をかぶった、オーナーシェフが、果物のお土産を下さる。大変フレンドリーなお店。
ただし、仕事は厳しい方なので、たまに厨房から怒鳴り声が聞こえるが、これはご愛嬌…

忘年某月某日
銀座の寿司屋と聞くと、ちょっと怖くていけないイメージが強いが、ここは老舗であるが別格。

入り口から中は見えない。しゃきっとした暖簾をくぐると、10席ほどのカウンターがある。寿司屋独特の、威勢の良いウエルカムの言葉でなく、邪魔のない丁寧なお出迎え。奥の席に座り、いつも「お決まりを」とお願いする。目の前の職人さんが、邪魔にならない接客をしてくれる。見ていない様で、お客様の様子に気付いていて、さりげなく対応する。一流のバーの様である。

大変静かに食事ができる寿司屋さんで、池波正太郎もお気に入りのお店だったそう。

美味しく頂いて、さあお勘定…。値段にびっくり!銀座の値段ではなく、安心してお寿司を頂ける老舗。また行きたくなるお店。

忘年某月某日
ここは、地元の人に聞いて美味しいと言われた店。

日本でも、最近お店が増えてきているが、本場のナンバーワンのお店で今日は頂く。
デパートのフードコートの様な場所に、焼き上がりを待つお客様が一杯。なんじゃこりゃこの人数は!

一回に36個ほど焼きあがる。大きな鍋にタップリの油、その横では、一生懸命に、肉アンを手でのした皮で器用に包んでいる。熱い鍋に、ぎっしり小籠包を詰め、鍋を回しながら焼き上げて行く。途中水を入れ、蒸らして火をとおす。小皿に取り次々と客に渡して行く。

私の番だ!レジの隣にある、大きな瓶に入った黒酢をかけるとうまいと聞き、タップリかける。危険な食べ物で、いきなり囓ると大騒ぎ。口は火傷するは、洋服は汚すわで、大変なことになる。案の定、噴水の様に肉汁が飛び散った!!

が、うまい。また食いたい…。

忘年某月某日
うなぎ屋だが、お茶漬けが美味しいお店である。
当然、うなぎもうまい。さらりとしたしつこくないタレである。

けれど今日は、うなぎでなく鯛茶漬けが目的。

やはり入り口はお客様で一杯。道ゆく人々を観て、順番を待つ。テーブルに通され、喉が乾いていたので、先ずビール(昼から…)。鰻屋での悪い癖である。
ほどなくして運ばれてきた茶漬けは、豪華版である。刺身でそのまま食べたいほどの鯛の刺身が、品の良いゴマだれに漬け込まれている。一枚そのままビールのつまみに戴く。胡麻の香りと醤油タレ、鯛の甘みが大変心地よい。ビールをグイッと一口、最高である。
次に、おひつで出されたご飯を茶碗に盛り、一枚そのまま熱いご飯と戴く。想像通り…。
最後に、今日の一番のお目当てのお茶漬け!
ご飯の上に、漬け込まれた刺身をタップリ乗せ、鉄瓶で出された熱いお茶を注ぐ。行儀悪くさらさらとかきこむ。お茶漬けの醍醐味である。
帰る時、おひつの中は当然空っぽ。

お腹いっぱいで銀座を散歩。至福のひと時。

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