 |
春の初めに
神楽坂にて。フランス料理屋と思うたたずまい。そのドアを開けはいるや否や、「ご予約されていらっしゃいますか」の一言。ふらりと入ったため当然予約はしていない。ここで負けてはならじと憮然とした面持ちで、「予約しないとダメなの?」と聞く。スタッフが厨房内の主人に聞きに行き、OKを頂きテーブルに着く。(言ってみるもんだ)
店内を見ると、まるで画廊のよう。素晴らしい絵がひしめき合うように飾られている。ワインもなかなかの充実振り。壁面には、暖炉。床は木。テーブル、椅子もなかなか重厚なものである。
メニユーがきた。
なんと、大坂寿司のお店である。メニューの品数は少ないが、姿のいい大坂寿司。実にうまそうで、ついつい2種類(2人前)お願いしてしまった。(やせるわけがない、反省)
鯖は押し寿司の王道である。しめ加減が絶妙。蒸し寿司もカラフルで大変おいしい。
後で聞いたところ、インテリアはご主人の趣味だそう。なんとも素敵なお店だった。 |