
良い材料、高い材料がイコール美味しいということではありません。素朴な材料との組み合わせ等を考えることにより味に深みを与えることも知らなくてはなりません。
例えば、塩。現在は技術の進歩により非常に精製度の高い塩をつくることができ、私達は大変便利に使用しています。しかし、やはり旨みが不足しています。天然塩の中の微量成分の役割による甘み、風味、味の深みには負けてしまいます。そのため皆さんが、それぞれ美味しい塩のブランドを指定してお使いになっていることが、良い例だと思います。
当店では白神こだま酵母と、粉は北海道産小麦、砂糖は花見糖、塩は海洋深層水塩を使用しております。
国内産にとらわれることなく、柔軟な視野をもって海外のものでも確かなものはそれらを取り入れ、パンや焼き菓子等で表現したいと思っております。
もう世間一般においしいといわれているものだけでなく、なるべく身近な材料を、組み合わせにより使用したいと思っております。(よくテレビの料理番組で世界三大珍味を使用した料理 フォアグラ、キャビア、トリュフをごちゃ混ぜにしたような料理を見たことがありますが本当に美味しいかは疑問であります。)
鹿児島の人参芋などのような、都会では知られていない素朴で美味しいものを探したいと思っております。
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